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福島芝は外差し馬場が進行すると、先行馬も外に出すようになり、差し馬はその更に外を回されて不利になるケースも少なくありませんが、あくまで中距離の話。
1200ｍなら物理的に外に持ち出すタイミングは少なく、外枠有利で良いでしょう。
この最終レースは逃げ・先行馬が揃ったので、素直に外枠の差し馬から狙います。

◎13.ソレントフレイバー
ソレントフレイバーはとにかく引っかかる馬だけに1200ｍへの短縮でパフォーマンスを向上させる可能性が大きいと考えています。
また、近走、追走力が増しているのも好材料。前々走は通過順こそ二桁ですが、馬群が凝縮していて前を射程圏に入れていました。
その前々走は外からスムーズに伸びてきましたが、ラスト2Fが12.0-11.4に大きく加速したラップ。
ラスト1F区間で、コーナーをロスなく回ってきた2頭のイン差しに屈しました。ここまで速くなるとロスなく回ってきたメリットが活きやすいので、仕方のない面もあります。
また、1.2着は実力の高い3歳馬でもありました。
前走の新潟は不良馬場でしたが、「脱落戦」になる馬場だったと見ていて、基本は先行馬有利。バテた先行馬なら差し馬も交わせるという形のレースが多くなっていました。
ソレントフレイバーは3位の上がりを使っているだけに道悪やタフな馬場は得意な部類でしょう。
リーディング上位の騎手が少ない福島で、吉田隼人騎手が乗るのは頼もしい限り。外から差してきてくれるでしょう。

○15.フミサウンド
フミサウンドは加速ラップだったダリア賞2着を高く評価している馬。
長期休養明けのあやめ賞は距離不向き。
その次走の世代限定戦はメンバーが強すぎました。
4走前は前残りになり、3走前は勝ち馬が強すぎました。
前々走は出遅れに加えて、枠が不利。外差し馬場にもかかわらず、インを突く競馬では伸びません。
前走は先程述べた「脱落戦」で、逃げ馬がバテてくれませんでした。
1勝クラスでは流石に能力が上で、枠・展開ともにハマるであろうここで下手な競馬はできません。

▲12.ソルトキャピタル
ソルトキャピタルは近走、中距離やダートで度外視。
道悪をかなり得意としていて、差しの利く展開にさえなれば、堅実に伸びてくる馬です。
休み明けで仕上がり面には不安が残りますが、今の馬場は確実に向く馬で上位評価せざるを得ません。

馬連は買わず、ワイドのみで勝負します。
打つ印が少ない場合、点数が足りなすぎるのか、馬連まで届かないケースが多く、ワイドだけで購入した方がトータルの回収率が上がります。
ウマい馬券にも少しずつ慣れてきて、買い目もしっかりしなければ上位には行けないと考えた結果です。