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福島は先週日曜には早くも外枠の差し馬が有利な馬場になっていました。JRA画像でもインが荒れているのを確認できます。土曜は雨の影響でより外枠有利が加速するでしょう。
ハイペースになりやすい福島芝2000ｍで、ここは明確な逃げ馬がグラヴィテとプラニスフェリオの2頭。グラヴィテの方は初ブリンカーです。
ペースが流れて差し決まると読むのが妥当でしょう。

◎7.イゾレエオリア
まだ未勝利馬ですが、1勝クラスで通用の力を備えています。
前走の敗因は、前が残るペースの中、4角で外を回しすぎたことです。直線も伸びてはいますが、前と脚色が同じになってしまいました。
前々走は4角で絶好の手応えも外に出さず、追い出しを我慢。直線で進路が開いてからは鋭く伸びましたが、すでに勝ったピンクジンが抜け出していて時すでに遅し。
3走前はインで溜めて直線も少ないロスで伸びてきましたが、逃げ馬にラスト2Fを11.2-11.8でまとめられては差せません。前で運んだ馬がワンツースリーを決めました。
4走前が好時計のハイレベル戦。勝ち馬含めて計5頭が勝ち上がりました。6着のヴェルミセルが未勝利の身でありながら1勝クラスを勝ち上がったので、5着のイゾレエオリアもやれる馬です。
差しの決まる展開で今度こそ。

◯12.エンライトメント
引っかかる馬で、未勝利戦や1勝クラスに上がってからもずっと折り合いを欠いています。大きく負けたレースは度外視。
ゴールドシップ産駒得意の福島に矛先を向けた前走も引っかかっていましたが、直線で前が壁になる不利。狭いところに突っ込もうとしていたものの、入り切れず不利。追い出してからは完全にブレーキがかかっていて再加速できず。
完全に度外視して良い内容です。
以前に福島を使った時は、2戦とも0.2秒差。引っかかりながらも良い競馬をしていました。福島巧者だろうと考えて狙います。

▲10.シュハリ
シュハリは関西からの転厩馬。中央競馬は関西馬＞関東馬という構造にあるので、関東に移籍したことは相対的に有利のはずです。
未勝利を勝ち上がるためか、ハードなローテーションで戦ってきましたが、今回は休み明け。追い切りで動かないのは元々なので気にしなくて構いません。
前々走で3着に下したコパノサントスは未勝利の身で1勝クラスを勝ち上がった馬。
3走前の3着の時、0.1秒差の2着だったトレチーメも未勝利の身でありながら1勝クラスで3着に好走しています。
シュハリも外枠の差しが決まるであろうここで。

ホウオウスーペリアは先行馬ですが、これまで戦ってきた相手が強力。ここはメンバーレベルがかなり下がるので、先行馬でも押さえる必要があります。
バガンは時計のかかる芝では展開を問わず堅実です。こちらも力量上位と見て押さえます。