写真:古澤秀和 パドックのミカタ

【京都大賞典予想】馬券妙味がありそうなレース

2022年10月3日(月) 12:00

 先週のスプリンターズSは完全な枠順競馬。それを読んでいて内目の枠に照準を絞って予想しましたが、◎メイショウミモザで少し狙い過ぎました。4角では勝ったと思うくらいの手応えできましたが、直線では伸びられませんでした。想定ポジション等を考えればジャンダルムをもっと重視すべきだったと反省しています。もったいないレースでした。

 さて今週は昨年に引き続き阪神で行われる京都大賞典。今年はボッケリーニが筆頭になるメンバー構成で、GIIとしては豪華メンバーとはいきませんが、馬券的には非常に面白そうです。

 この京都大賞典について、人気になることが予想される3頭と穴馬候補2頭を挙げて、馬体面を中心にレース内容などそれぞれ解説したいと思います。

【人気になることが予想される馬】

・ボッケリーニ
 目黒記念1着以来のレースとなりますが、もう少し筋肉の張りは欲しいもののスッキリ仕上がっていて悪くないデキです。筋肉の質に弾力があり、良質。四肢にもしなやかさが感じられます。動けるデキでしょう。

・アリストテレス
 春シーズンは目黒記念1走のみで17着。パッと見で要らないと思うほど本来のデキには程遠いものでしたし、こんな馬ではないです。今回は間隔を取ってじっくりと立て直されましたが、無駄な肉が取れて大分走りやすい体付きになっていると思います。これを使えば更に良くなりそうですが、ここでも好走できるだけのデキにはあると思います。

・アイアンバローズ
 春は阪神大賞典2着の後、天皇賞(春)で5着、宝塚記念は15着に敗れ、今回はそれ以来のレースとなりますが、仕上げとしてはやや立派という程度で、トモなどの筋肉の張りも良く立ち姿も力強いです。動けるデキで、昨年は惨敗していてもここは条件も合いそうなので期待できるでしょう。

【穴馬候補】

・ユニコーンライオン
 復帰後2戦はともに惨敗ですが、体付きは悪くありませんし、前走などはかなり筋肉の張りなどが良くなっていて、復調気配を感じさせました。レースでも先行して悪くない内容でした。そろそろ走り頃と思われ、距離的にも今回が買いでしょう。

・ディバインフォース
 前走は札幌日経OPに出走して5着。春の天皇賞以来のレースでしたが、少し立派なものの悪くない状態でした。レース内容も悪くなかったので、使われての一変が十分見込めます。阪神の外回りは合っていますし、デキ的にもここが走り頃で、買いどころでしょう。

【総括】

 人気馬候補も悪くないですが、穴っぽいところも魅力的な馬が多そうなレース。直前の調教や馬場傾向、枠順などを加味してウマい馬券で結論を出したいと思いますので、是非ご参考下さい。

古澤秀和 京都大賞典予想

古澤秀和

2002年に雑誌競馬王でデビューしたのを機に、プロ予想家としての活動を開始。中央競馬で全レースのパドック・返し馬を徹底観察。そこから競走馬の能力、適性などに加え脚質も見抜き、馬券を組み立てる。パドック派にありがちな本命予想ではなく、複勝で10倍を超えるような穴馬を見つけるのが得意。

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