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圧倒的な速力をマイル戦で解き放った◎サンティーテソーロの連勝が濃厚だ。福島芝１８００メートルの初陣は２番手から抜け出しを狙ったが反応は鈍く、伸びを欠いて３着止まり。そこで距離を２００メートル短縮した前走は中山芝１６００メートルを舞台に軽快な逃げ足を発揮し０秒８差の圧勝を飾った。マークした１分３４秒３は同日２歳１勝クラス・アスター賞を実に１秒５も上回る好記録。加えて水曜（２８日）の最終追い切りは美浦坂路４ハロン５１・５―１２・７秒の好タイムを馬なりでマークと調子をさらに上げてきた。昇級初戦でも舞台は前走と同じ、かつ牝馬限定戦ならば絶対的に上位の速力で連勝までが期待できる。