注目ポイントは2つ。1つはイキのよい4歳馬の参戦だ。中央馬5頭のうち、3頭が4歳馬。若いというのはそれだけ将来の可能性もあるわけで、かつてのスマートファルコンやホッコータルマエのようにここから大きな舞台へ羽ばたいていく可能性も。 テーオーエナジーはひと頃の不振から、オープン特別連勝で勢いを取り戻した。強気に逃げ・先行の手に出ればここでも好勝負。ヒラボクラターシュもオープン特別勝ちのある馬。チャンピオンズCはさすがに相手が強かったが、今回のメンバーなら勝ち負けになって不思議ではない。 もう1つは、佐賀に転入して3戦目のグレイトパールだ。一時は天下を取るかと思われた馬。佐賀の2戦で「勝ち癖」を取り戻したとしたら、その勢いでここも勝ち切る可能性はある。
今回は、地元佐賀で行われる「佐賀記念」予想特集に参加させていただけて嬉しいです(*^^*) 【さくまみおの傾向診断】 予想時点での天気予報から良〜稍重で開催された過去5回の3着内馬の傾向を診た結果… [1.絡みやすい馬の特徴] ・JRA所属馬 特に有力は15頭中11頭該当の関西勢 ・逃げ先行馬 小回りで直線も短めなコース形態なので圧倒的に前が残りやすく15頭中11頭が逃げ先行馬 ・実績馬 JRAダート1800m以上の重賞やダートグレード競走の3着内馬は堅い様子 [2.穴馬の共通点] とは言え、過去10年に遡っても雪の日に6番人気が絡むくらいで近年は1〜4番人気の激堅傾向!5〜6番人気を穴とみて共通点を探ると… ・JRA関西勢 ・リピーター ・JRAのOP以上で優勝経験有り この辺りが人気薄になった場合は狙っていきたいです♪
テーオーエナジーの存在は光る。芝の日本ダービーは18着大敗だったが、直後の交流GI・ジャパンダートダービー(5着)はルヴァンスレーヴから0秒6差。秋2戦を叩き、暮れから2連勝。体も徐々に増え、ひと回り成長。前に行ける機動力の持ち主で小回りの佐賀もプラスに働きそう。同じく4歳のヒラボクラターシュも強力。オープン特別2勝に加えて昨夏のレパードS(2着)でグリムと接戦は価値がある。2〜3番手の好位付けが定着していて佐賀も合いそうだ。 穴候補はリーゼントロック。最後に伸びた前走・すばるS(4着)に復調を感じた。対照的に同じ8歳のメイショウスミトモは近走を考えると苦戦か。 地方勢の惑星はグレイトパール。JRA重賞2勝の実績はむしろ格上的存在。佐賀移籍後はワンサイドの2連勝とまだ6歳の年齢からも不気味さは漂っている。