岡村信将の予想

12R
ジャパンC GI
11月29日(日) 15:40 東京 芝2400m
予想印
2アーモンドアイ(1人気)
5デアリングタクト(3人気)
6コントレイル(2人気)

【ご注意】予想の転載はお控えください

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連複通常
256
9,000円 払い戻し:9,000円x3.0倍=27,000円
3連複通常
256
900円 払い戻し:900円x3.0倍=2,700円
3連単通常
1265
100円
合計 10,000円
払い戻し・収支
払い戻し金額 29,700円
収支 +19,700円
レース結果
着順 馬番 馬名 人気
1 2 アーモンドアイ 1人気
2 6 コントレイル 2人気
3 5 デアリングタクト 3人気
4 1 カレンブーケドール 5人気
5 15 グローリーヴェイズ 4人気
6 3 ワールドプレミア 7人気
7 7 ミッキースワロー 10人気
8 4 キセキ 6人気
9 12 マカヒキ 11人気
10 8 ウェイトゥパリス 9人気
11 10 パフォーマプロミス 12人気
12 13 ユーキャンスマイル 8人気
13 11 クレッシェンドラヴ 14人気
14 9 トーラスジェミニ 15人気
15 14 ヨシオ 13人気

払戻金

単勝 2 
220円 1人気
複勝 2
6
5
110円
110円
120円
1人気2人気3人気
枠連
  • 2
  • 4

350円 1人気
馬連
  • 2
  • 6

330円 1人気
ワイド
  • 2
  • 6

  • 2
  • 5

  • 5
  • 6

170円
190円
220円
1人気2人気3人気
馬単
  • 2
  • 6

610円 1人気
3連複
  • 2
  • 5
  • 6
300円 1人気
3連単
  • 2
  • 6
  • 5
1,340円 1人気

※結果・成績・オッズなどのデータは、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

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見解

★★★ 本日東京競馬 最大の勝負レース!!

ラップギアコース適性値【瞬8平2消0】に近い比率の馬が有利
番馬名   【ラップギア】瞬発指数
01カレンブー【瞬3平5消0】114
02アーモンド【瞬6平5消0】123
03ワールドプ【瞬1平3消0】110
04キセキ  【瞬6平4消0】115
05デアリング【瞬3平1消1】120
06コントレイ【瞬3平4消0】120
07ミッキース【瞬5平1消2】111
08ウェイトゥ【瞬0平0消0】 70
09トーラスジ【瞬1平3消1】105
10パフォーマ【瞬7平2消1】109
11クレッシェ【瞬3平5消3】108
12マカヒキ 【瞬5平1消0】103
13ユーキャン【瞬4平5消0】110
14ヨシオ  【瞬1平3消5】 92
15グローリー【瞬6平1消0】114


 昨年、開設39年目にして ついに外国馬が出走しなくなってしまったジャパンカップ。その理由は日本の馬場が速すぎるからとも言われているのですが、たしかにそれは間違いではないと思います。過去のジャパンカップと比べて、特にここ15年ほどは極端に上がりの速いレースになっているからです。

■ジャパンカップ、最先着の外国馬と 勝ち馬の上がり3ハロンタイム
1990年ベタールースンアッ1着 34秒8
1991年ゴールデンフェザン1着 34秒2
1992年ナチュラリズム  2着 36秒3
1993年コタシャーン   2着 36秒1
1994年パラダイスクリーク2着 36秒2
1995年ランド      1着 34秒8
1996年シングスピール  1着 35秒8
1997年ピルサドスキー  1着 34秒6
---------------------------------↓互角の時代
1998年チーフベアハート 4着 35秒0
1999年インディジェナス 2着 35秒9
2000年ファンタスティック3着 35秒2
2001年ゴーラン     6着 34秒9
2002年ファルブラヴ   1着 35秒6
2003年タイガーテイル  6着 37秒4
2004年ポリシーメイカー 4着 34秒3
2005年アルカセット   1着 34秒8
---------------------------------↓日本馬の時代
2006年ウィジャボード  3着 33秒5
2007年ペイパルブル   7着 33秒9
2008年パープルムーン  9着 34秒0
2009年コンデュイット  4着 34秒8
2010年シリュスデゼーグル9着 34秒2
2011年デインドリーム  6着 33秒9
2012年レッドカドー   8着 32秒8
2013年ドゥーナデン   5着 33秒9
2014年アイヴァンホウ  6着 35秒0
2015年イラプト     6着 33秒9
2016年イキートス    7着 34秒7
2017年アイダホ     5着 34秒7
2018年サンダリングブルー10着34秒1
2019年外国馬出走なし    36秒5
※1991年勝ちの外国馬ゴールデンフェザント、本当にこの数字なの?(笑)

 こうして一覧にしてみると一目瞭然なのではないでしょうか。初期ジャパンカップは勝ち馬の上がり3ハロン平均が35秒4、1998年〜2005年の過渡期も平均は35秒4なのですが、不良馬場施行で2分28秒を要した2003年を除くと35秒1。そして2006年以降は明らかに それまでとは違う平均34秒3。外国馬が勝てるジャパンカップは今も昔も“上がり3ハロン34秒8”が限界。勝ち馬が33秒台で上がってくるような流れになると、手も足も出なくなっています。



 このように、近年は『極端に上がりの速いレース』となっているジャパンカップ。傾向の変わってきた2006年以降の勝ち馬を調べてみると、そのほとんどが『上がりの速いレース』を得意とした馬であったことが確認できます。

■ジャパンカップ勝ち馬、レース前1〜3着時の上がり3ハロン平均
2006年 ディープインパクト 33秒9
2007年 アドマイヤムーン  34秒9
2008年 スクリーンヒーロー 34秒9
2009年 ウオッカ      33秒8
2010年 ローズキングダム  34秒0
2011年 ブエナビスタ    34秒2
2012年 ジェンティルドンナ 34秒1
2013年 ジェンティルドンナ 34秒4
2014年 エピファネイア   34秒4
2015年 ショウナンパンドラ 34秒1
2016年 キタサンブラック  34秒9
2017年 シュヴァルグラン  34秒5
2018年 アーモンドアイ   33秒7
2019年 スワーヴリチャード 34秒3
※該当年ジャパンカップ前の成績で算出
※芝のレースのみ集計
※不良馬場などによるブレを緩和するため、最速値と最遅値を除いての平均



 ということで、今年もジャパンカップに出走を予定している馬の“1〜3着時の上がり3ハロン平均”を算出してみましょう。この数値が速ければ速いほど良いというわけではないのですが、この数値を起点として考えるのが 現代ジャパンカップ予想の正攻法であると考えられます。

■2020年ジャパンカップ出走予定馬、1〜3着時の上がり3ハロン平均
アーモンドアイ   33秒6
ウェイトゥパリス  外国馬
カレンブーケドール 34秒9
キセキ       34秒8
クレッシェンドラヴ 35秒4
グローリーヴェイズ 34秒6
コントレイル    34秒6
サートゥルナーリア 34秒4
デアリングタクト  34秒9
トーラスジェミニ  35秒5
パフォーマプロミス 34秒8
マカヒキ      34秒0
ミッキースワロー  34秒7
ユーキャンスマイル 34秒6
ヨシオ       芝好走歴なし
ラヴズオンリーユー 34秒1
ワールドプレミア  35秒1
※芝のレースのみ集計
※不良馬場などによるブレを緩和するため、最速値と最遅値を除いての平均

 アーモンドアイはさすがの33秒6を記録しているのですが、驚いたことに コントレイルは かなり微妙な34秒6、デアリングタクトに至っては絶望的とも言える34秒9という数値が出てしまいました。

 しかし今年の場合はちょっと特殊でして、この時点で2頭を軽視とするのは早計というものでしょう。コントレイルとデアリングタクトは歴史に名を成す無敗の三冠馬。つまりは1度も負けたことのない馬であり、この数値が「上がりを要すレースでも負けていない」という証拠にはなっても「上がりの速いレースが苦手」という証拠には ならないからです。


 私見になりますが、上がり3ハロン33秒1で強い競馬を見せたコントレイルの東京スポーツ杯2歳S、同じく上がり3ハロン33秒1で強い競馬を見せたデアリングタクトの優駿牝馬(オークス)。この両レースを見るに、この2頭が上がりの速いレースを苦手とするようには見えませんし、むしろこの両レースこそが、コントレイルの、デアリングタクトの真骨頂であったと言えるのかも知れません。

1996年7番人気2着のファビラスラフインを皮切りに、2009年6番人気3着レッドディザイア、2012年3番人気1着ジェンティルドンナ、2018年1番人気1着アーモンドアイなど、秋華賞を勝った「瞬発馬」はジャパンカップでも通用するというデータも残っています。

■秋華賞を勝った馬の次走成績
瞬発馬  12戦【4-1-2-5】勝率33% 単回収115% 複回収110%
非瞬発馬 11戦【1-2-1-7】勝率 9% 単回収 10% 複回収 78%
ラップギア適性値【瞬3平1消1】のデアリングタクトも、間違いなく 瞬発馬グループ。〜と、翌年という話なら2015年ジャパンカップ4番人気1着のショウナンパンドラもいますね。

 個人的には平均34秒4のサートゥルナーリア、それ以上に34秒1ラヴズオンリーユーの出走回避が残念でならないところ。34秒9カレンブーケドールも34秒6グローリーヴェイズも35秒1ワールドプレミアも、推奨できる値には程遠く、この2頭が出走しないのなら、もはや人気3頭以外の目は考えられないということになってしまいました。ここは大人しく3連複1点だけを握りしめて、歴史的な一戦を見守りたいと思います。心情的にはコントレイルも、本命はアーモンドアイで。

※マカヒキからの3連単100円は、表示対策です。ご了承ください。


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※【ラップギア】とは、各レースラップのラスト4ハロンのみに注目した適性分析です。JRA発表のラップタイムを一定の公式に当てはめ、誰でも簡単に算出することができます。数値が大きければ良いというものではなく、コース適性値と“比率”の近い馬が有利だと考えられます。

※ 瞬発指数は、“走破タイム”を一切考慮せず、ラップタイムを一定の公式に当てはめて算出した競走馬の能力値です。数値は全階級に対しての絶対値であり、下限70〜上限130辺りだと考えられます。競走馬の能力は変動相場であり、1走ごとに変化します。

公開日時:2020/11/27 17:06

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