写真:井内利彰の中間ジャッジ

【大阪杯予想】エフフォーリアはやはり脚力が違う

2022年3月29日(火) 18:00

 先週の高松宮記念は雨の影響を受けつつも、レース当日は晴れたこともあり、馬場の内側が有利になるという、極端な偏りを見せた。今週末の阪神競馬場は雨が降らなさそうな天気予報ではあるが、雨の影響を受けると馬場の偏りは考えられるだけに、レース当日まで天気には注意を払いたい。

・エフフォーリア

 昨年の秋から南Wよりも美浦坂路での追い切りの割合が多くなってきたが、その結果がGIで連勝。確実にパワーアップしている走りゆえに、今回の休み明けも素軽さというよりも、重厚さを感じることができる。1週前追い切りは併せ馬ではなかったのかも知れないが、前方にいた同厩舎の併せ馬には追い付きそうになかった。ただ、ゴールを過ぎたところではその勢いが違っていて、やっぱり脚力が違うという感じ。当時の馬場がスピード寄りかパワー寄りかで有利不利はありそう。

・ジャックドール

 ここまで5連勝で、前走は圧巻の逃げ切りで重賞初制覇。この勢いは何よりも魅力だが、今回はレース間隔が中2週。過去に2回経験があるが、1勝2着1回と決して不得意なローテーションではない。ただ、その2回はいずれも1週前追い切りを課していたが、今回はそれがない。さすがに前走のレース内容を見ると、走った後のケアの方が重要なのかも知れないが、ここが少し気になる。

・レイパパレ

 昨年の覇者。昨年とは違うローテーションになる、というよりも中2週が初めて。国内でのレースにおいては、中6週というのが間隔の一番短いローテになるので、そういった意味で今回の調教内容は過去と比較しにくい。ちなみに週末に坂路で追い切っているので、一般的な中2週によくあるパターン。あとは最終追い切りがどうなるかといったところ。


 先週の四国新聞杯は8頭立てだったが、2頭しか出走していなかった追い切り本数の多い併用系統の調教タイプが1着3着。3着は8番人気ながら鋭い差し脚を見せており、併用調教であることが、調教適性として予想の中心になることになりそう。

井内利彰 大阪杯予想

井内利彰

調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。 netkeibaでは「ウマい馬券」にて常に上位をキープする人気予想家である他、コラム「調教Gメン研究所」や大レースの追い切り速報でおなじみ。

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