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ゴールドドリームのダントツ人気が想定されるメンバー構成。確かに東京大賞典は過去10年の勝ち馬の平均人気は2.1番人気と人気馬が堅実に来るレースで、1番人気に支持されると馬券圏内から外れたことすらない。それを考えると堅い軸馬候補と言えるのは確かだが…一方でJBCクラシック、チャンピオンズCを使わなかったところに不安がある。

過去10年の3着以内馬を見ると、30頭中25頭が前走チャンピオンズC（ジャパンCダート）組。そしてJBCクラシック組が2頭、浦和記念が2頭、ベテルギウスS組が1頭と11月以降に使った馬ばかり。10月半ばからここに出た馬がいないという余裕を持たせたローテーションが裏目に出る可能性がある。ならば本命には3歳馬オメガパフュームを推してみたい。

ルヴァンスレーヴらを筆頭に強いと言われる3歳世代のトップホースでとしてジャパンダートダービー2着、シリウスS1着と堅実な成績を残し、古馬相手のG1でもJBCクラシック2着、チャンピオンズC5着と十分な実績を残してきた。特に前走チャンピオンズC組は最先着馬となると、過去10年で［4・2・2・2］。現在7年連続で馬券圏内に入っているという点でも心強い。ここで勝って、ルヴァンスレーヴに並ぶダート王として2019年に臨みたい。

その他の馬で気になるのは、やはりサウンドトゥルー。大井2000mは［2・2・3・1］と抜群の実績を残し、船橋移籍後も順調に調整を積んできた。御神本訓史とは日本テレビ盃でもタッグを組んでいるだけに勝負になりそうだ。