1番クリノヒビキ
5走前の兵庫チャンピオンSで地元最先着の<6>着と善戦し、続く3歳AB戦では1.53.2という好時計で0.9秒差を付ける快勝劇を演じました。兵庫ダービーではコーナスフロリダに屈しましたが、前走の園田オータムトロフィーでは逆転。安定したレース振りは示していましたが、勝ち切る強さにはまだ不満があっただけに、高評価したい前走の勝利です。また、早めに他馬が動き、ズブさを見せたレース振りからも距離延長は好感が持てます。ここでもアタマの期待を持ちたいところです。
4番サムライドライブ
デビューから11戦目の2走前の東海ダービーで、初めて土が付いてしまいました。初めて経験した千九の距離が敗因と考えたいところです。前走の秋の鞍は千八に戻りましたが、それを証明するかのように後続に0.8秒と大きな着差を付けて快勝しました。今回は再度千九になるだけに、距離が最大の課題となります。
7番オータムヘイロー
前走の園田オータムトロフィーは、4コーナーで手応え抜群に完全に先頭に踊り出すシーン。最後はクリノヒビキの末脚に屈する形となりましたが、0.2秒差・<2>着は素直に称賛したい善戦です。2走前の園田サマーチャレンジでは同じくクリノヒビキに0.1秒差。連敗していますが、着差は大きくありません。距離延長が味方になるようならば、その差が更に詰まってもいいですが、相手も距離延長はプラス材料として働きそうです。
9番ハーキマーダイヤ
前走の秋の鞍では<4>着のユーセイスラッガーとは0.1秒差でしたが、上がりタイムはこちらの方が1.0秒も上回っています。レース内容としてはこちらの方が濃いもので、千九への距離延長はこちらに分があります。実際に、2走前のサラブレッド大賞典は二千の距離でハナ差・<2>着。距離延長を味方に、馬券圏内への出番を窺います。
5番アルファーティハ
前走のサラブレッド大賞典を逃げ切りV。4走前の石川ダービーも逃げ切っており、先手を取りたいところ。同馬よりも内目の枠に入ったサムライドライブとのスピード争いに挑むかどうか。金沢からの遠征馬ですが、同厩舎のハーキマーダイヤとの2頭出しです。ハーキマーダイヤは差し馬だけに、こちらはテンから積極的な競馬に出る可能性は十分あります。
6番ユーセイスラッガー
前走の秋の鞍ではサムライドライブに0.8秒差を付けられましたが、<2>着のスプリングマンとは僅かにクビ・アタマ差。それまでの平凡な内容とは一線を画す好内容を見せました。今回は休み明け3走前の走り頃。まだ状態面の上積みを期待して良いでしょうし、ここでも。
(波乱度D)
(3連単フォーメーション)
1・4 →1・4・7 →9
1 →4 →7、9、5、6
公開日時:2018/10/17 16:16