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勝負気配濃厚

09 アイコンテーラー 佐賀・松山弘平騎手・1800m・前走2着・中4〜6週

アイコンテーラーは昨年、大井で行われたJBCレディスクラシックの覇者。番手から上がり最速、2着グランブリッジに4馬身差をつける圧勝だった。揉まれ弱い馬だが、少頭数でスンナリした流れなら、無類の強さを発揮する。今年のJBCレディスクラシックは昨年よりも1頭少ない。11頭立て。外目の9番枠も願ってもなしで、昨年同様、スンナリ外目先行の形を取れる可能性が高い。前走、レディスプレリュードから斤量2キロ減の55キロになるのも大きなプラス。調教も栗東坂路の重馬場でラスト1F11秒8と抜群に動いた。連覇の可能性大と見て、中心に推す。

グランブリッジは1800m以上の牝馬ダートグレードで10戦オール連対。抜群の安定感を誇る。JBCレディスクラシックも2年連続2着。なかなか勝ち切れないのが玉に瑕だが、今年も馬券圏内の可能性は高い。米国BC帰りの川田騎手が強行日程にもかかわらず騎乗するのも期待の証。対抗に推す。

アンモシエラは前走、マリーンCは4着に敗れたが、アンデスビエントが無理競りして、超ハイペースになったためで参考外。アンデスビエントが大差シンガリ負けを喫したのに対し、4着に踏ん張ったのだから、むしろ力のあるところを示した。サンライズジパングがみやこSを勝ったように、今年の3歳馬はハイレベル。その中で牡馬に混じって羽田盃2着→東京ダービー3着に好走してきたのだから、この馬も能力は高い。一角崩しの可能性は充分にあると見て、3番手に推す。

キャリックアリードは牝馬ダートグレード3→4→3→2着。常に好走を続けている。レースの流れに応じて自在に動けるのが強み。御神本騎手騎乗ならば要警戒。4番手に推す。

テンカジョウは前走、マリーンC優勝。超ハイペースに恵まれたが、前崩れの展開になれば決め手は通用する。5番手に推す。

ダートグレードで立ち回りの巧さが光る石川倭騎手が騎乗するドライゼが穴候補。

馬券はアイコンテーラー1着づけが中心。グランブリッジは勝ち切れないと見て、あえて2着までとし、アンモシエラがアタマの買い目も少し押さえる。