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【レモンポップ】海外遠征では歯が立たなかったものの、昨シーズン以降の国内戦に限れば無敗。前走さきたま杯ではＪＢＣスプリント覇者イグナイター、かしわ記念覇者シャマルら強豪を退けて優勝。左回りワンターンを得意としており、連覇を目指す盛岡の舞台は絶好条件。

【タガノビューティー】前走さきたま杯では４着に終わったが、メンバー最速の上りをマークした脚力は威力抜群。かしわ記念ではペプチドナイルを交わす脚力、フェブラリーＳでも脚力を上回っていた。典型的なサウスポーである。重賞タイトルこそ未獲得ながらも、トップクラスの実力を示している。

【ペプチドナイル】マイルに矛先を変えたのが吉と出て、フェブラリーＳ優勝。ダート界に新星が誕生した。前走かしわ記念は不良の中を逃げ切ったシャマルとの着差は広がり、タガノビューティーの末脚に屈する形。しかし、マイル戦ではオール３着以内と安定した走り。王者レモンポップとの直接対決も楽しみ。

【ミックファイア】無敗で南関東三冠を達成した令和の怪物。東京大賞典、フェブラリーＳと中央勢相手にも果敢に挑戦する姿は勇ましい。前走かしわ記念では出負け響いてしまい５着。ひと夏越えてパワーアップした走りに期待。

【ダイシンピスケス】２勝クラス、３勝クラス、オープン勝ちと一気にブレイク。勢いそのままに白山大賞典に挑戦して２着。勝ち馬ディクテオンは帝王賞３着した強敵を相手に立派な内容だった。マイル〜２０００前後まで距離の融通も利く。千六でも先行できる速力魅力。