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9月6日 セントウルS GII

写真:

うえぽん。 勝負の分かれ目を見抜く観察眼

フリッカージャブ

中京での開催も含めた過去10年で1番人気が7勝、2番人気2勝と上位人気が順当に勝利している。一方で6番人気以下の穴馬が絡むケースが9度あり、上位馬+αの穴馬を見極めることが重要なレースである。   血統面の傾向をみると、ミスタープロスペクター系が4勝、サクラバクシンオー系が3勝と上位。ミスプロ系は10年間で45頭が出走しており、分母が多いため率としてはそれほど高くはないがその中でも複勝率は20%とそれなりに信頼できる。一方サクラバクシンオー系は8頭が出走で(3.1.2.2)とかなり好成績。昨年はビッグアーサー産駒2頭がともに好走しており、近年のトレンドとしても有力視していい数字だ。共にスプリント戦で活躍している血統で、注視するべきポイントになる。   本命は③フリッカージャブ。 通算3勝目を挙げたレースが圧巻で、序盤からハイラップを刻んで逃げ切る内容に今後の活躍を期待した。その後も鞍馬Sでのレコード勝ち、北九州記念では重馬場をものともしない走りを見せた。状態は順調そのもので、さらに上を目指していける馬に間違いない。父はサートゥルナーリア、母父はサクラバクシンオーと先述した相性の良い血統を贅沢に配合している。高い能力はもちろん、相性の良さも血統で裏付けることができれば鬼に金棒だ。ここも突破して次の舞台へ進みたい。   対抗は⑮ビッグシーザー。 今年の高松宮記念では着順こそ11着だが、参考外と言っていい内容だろう。序盤から進路が狭くなり位置を下げると、直線では馬群に包まれて全く競馬ができていない。まだ余力の残っていそうな動きをみせており、非常に勿体ない結果だった。父はサクラバクシンオー系のビッグアーサーで巻き返すには最適の舞台が整った。外枠からスムーズな競馬で終いに徹すれば上位に食い込める。   3番手には⑫レッドモンレーヴを評価。 最後の勝利こそ3年ほど遡るが決して衰えてはおらず、重賞戦線で鋭い末脚を発揮し続けている。前走の高松宮記念でもサトノレーヴに迫る2着と能力の高さを示した。脚質から展開次第になってしまう分、成績は目立たないが終いの切れ味はトップクラス。今回はスピードのある先行馬が揃い、この馬にとって願ってもない構成になった。血統も相性の良いロードカナロア産駒。鋭い末脚が見られそうだ。   ①ママコチャは2年連続で当レース2着と相性の良さは認めるが、今年の臨戦過程が例年ほど順調とは言い難い。春先から大井→浦和とダートを連戦し、7歳となりその蓄積した疲労にやや不安が残る。実績・相性ともに十分であるがここは評価は控えめに。   世代屈指の能力をもつ⑤ダイヤモンドノットだが、この距離がベストかと問われると疑問が残る。3歳で斤量にも恵まれたが、スプリント路線の実績馬たちを相手にどこまでやれるか。   ⑨ピューロマジックのスピードはメンバートップクラスだが、課題はこのコース。中山では凡走続きで連勝中の勢いは認めるが急坂への対応がカギ。   忘れてはいけないのが⑧ファストネットワーク。 初の遠征で日本への対応は未知数だが、香港での実績は十分。近年の香港競馬はハイレベルで、あのカーイングライジングにも迫ったこの馬の能力の高さは言うまでもない。もちろん大目標スプリンターズSを見据えての前哨戦だが、能力を発揮することができればアッサリ勝ってもおかしくない。能力比較は難しいが重要な一頭になる。   馬券の構成としては本命フリッカージャブに未知数ではあるがファストネットワークの1着をケア。相手の筆頭にはビッグシーザーで勝負する。

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