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【東京11R】富士S　G3（芝1600m）

《このレースで求められる適性：速力＋バラ》

　想定ペース：ハイ
　想定逃げ馬：マルターズアポジー
　想定番手馬：ウインガニオン

印　　　馬名　　　　　　　　騎　調　速力　機動　バラ　変速
　０１　ガリバルディ　　　　―　―　１４　１３　４　　１２
　０２　ストーミーシー　　　Ｂ　Ｄ　１６　８　　７　　７
　０３　デンコウアンジュ　　Ｂ　Ｃ　１２　１５　１２　１４
　０４　ウインブライト　　　Ｃ　Ｃ　５　　１７　１６　１５
　０５　ゴールドサーベラス　Ｄ　Ｆ　１８　９　　９　　１１
△０６　エアスピネル　　　　Ｓ　Ｃ　１　　５　　６　　５
　０７　ウインガニオン　　　Ｃ　Ｂ　９　　３　　８　　１６
▲０８　ロジクライ　　　　　Ｓ　Ｓ　４　　１　　３　　８
　０９　ハクサンルドルフ　　Ｓ　Ｂ　７　　１６　１５　９
　１０　ヤングマンパワー　　Ｃ　Ｃ　１０　４　　１０　１３
◎１１　ワントゥワン　　　　Ｓ　Ｃ　８　　６　　１　　１
　１２　クルーガー　　　　　Ｃ　Ｂ　６　　１０　１４　１０
★１３　ペルシアンナイト　　Ｓ　Ａ　２　　７　　５　　２
○１４　レッドアヴァンセ　　Ａ　Ｓ　３　　１１　１１　４
　１５　マルターズアポジー　Ｄ　Ｆ　１３　１２　１７　１８
　１６　ハッピーグリン　　　Ｃ　―　１７　１４　１３　６
　１７　ヒーズインラブ　　　Ｂ　Ｃ　１１　２　　２　　３
　１８　ジャンダルム　　　　Ａ　Ａ　１５　１８　１８　１７


「能力＋適性」今回の競走偏差値ランキング

1位　ペルシアンナイト　66.18
2位　エアスピネル　　　65.55
3位　レッドアヴァンセ　62.15
4位　ワントゥワン　　　61.68
5位　ロジクライ　　　　61.25
6位　ヒーズインラブ　　53.09


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★夏目式オリジナル馬柱の見方★

　騎……騎手の直近6か月実績。S、A→Eの6段階
　厩……厩舎の直近6か月実績。S、A→Fの7段階

［競走能力順位］
　速力……スピード・コース適性をポイント化した、競走能力値。その馬が持つ競走能力のベースとなる

［ラップ適性順位］
　機動……3コーナーからゴールまでに他馬に追い抜かれないラップに対する適性
　　　　　前半3ハロンでスピードを出すレースに適性がある

　バラ……機動力と変速率双方を求められるラップに対する適性
　　　　　中盤を含めたレース全体でスピードを持続させるレースに適性がある

　変速……3コーナーからゴールまでに他馬を追い抜くラップに対する適性
　　　　　上がりでスピードを出すレースに適性がある

　※各項目の数字は順位、小さい方が相対的に上位評価


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［富士S　レースLAP傾向］東京芝1600m

平均勝ちタイム 1.33.10
レース1F平均 11.64

前半35.12ー中盤23.57ー上がり34.41
前半800m：46.90ー後半800m：46.20（前後半差：0.70秒後傾）

←遅――――――――区間ラップ――――――――速→

――〓〓〓〓〓〓〓〓　12.44　――――――――――　1600m
　　　　　　　　　　　　↓
――――――――――　11.08　〓〓〓〓〓―――――　1400m
　　　　　　　　　　　　↓
――――――――――　11.60　――――――――――　1200m
　　　　　　　　　　　　↓
――――――――〓〓　11.78　――――――――――　1000m
　　　　　　　　　　　　↓
――――――――〓〓　11.79　――――――――――　 800m
　　　　　　　　　　　　↓
――――――――――　11.18　〓〓〓〓――――――　 600m
　　　　　　　　　　　　↓
――――――――――　11.33　〓〓〓―――――――　 400m
　　　　　　　　　　　　↓
―――――――〓〓〓　11.90　――――――――――　 200m


※「〓〓」が1F平均との差を表します
　「〓〓」が左に多いほどその区間ラップは遅い（右に多いほど速い）


3着内脚質：逃0ー先11ー差11ー追5

　　　1着：逃0ー先4ー差4ー追1
　　　2着：逃0ー先2ー差5ー追2
　　　3着：逃0ー先5ー差2ー追2


［レースのポイント］
　→→　前半の2ハロン目が速く、後傾ラップでも逃げ馬には負荷が掛かりやすい
　→→　上がり順位は問われず、大事なのは位置取りで、残り600m地点で先頭から0.3-0.4秒差の馬が複勝率47.4%


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◎ワントゥワン
例年の傾向なら上がり順位より残り600m地点での通過順が重要なレースだが、今年はマルターズアポジー、ウインガニオンらの出走で先行勢に厳しいラップになりやすく、例年以上に上がりの速い馬に有利なレースになると想定。
上がり順位がそれほど重要ではない傾向と言っても、過去10年で上がり最速が複勝率50%、2位が40%と走っており、今年のメンバーなら上がり最速をマークする可能性が高いワントゥワンがまず最有力な軸候補。


◯レッドアヴァンセ
牡馬相手の古馬重賞は初めてとなるが、現在6戦連続で上がり33秒台をマークし続けている。
言うまでもなく左回りのマイル戦が得意な一族で、春のヴィクトリアマイルでも3着と激走。
牝馬限定戦より道中のラップがもうワンランク上がるので、追走ペースに対応できればチャンスはある。
先週の府中牝馬Sではなく、牡馬相手のコチラを選んできたあたりに、陣営の自信のほどを感じる。


▲ロジクライ
この馬は何と言ってもハイペースを前で粘り込んだ2走前が強い内容のレース。
マイル戦を平均以上の速いペースで追走しても、後半で大きく失速しないというのが持ち味。
そういう意味では前哨戦より本番で狙いたい馬だが、今回は前述のように道中のラップも緩まず流れる公算が大。
G1級のメンバーがいる相手関係で、これまでのレースよりレベルが上がるが、今回がG1好走への試金石。