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先行指向が非常に弱いメンバー構成。また、出走馬の能力差もきわめて大きく、勝負になる馬とならない馬がハッキリ二分できる。大きく紛れるケースは考えづらい一戦といえるだろう。

本命◎は15ディアサルファー。大外に入ったのは正直なところマイナスだが、速力上位であるだけでなく、差す競馬もできるというのは大きな強み。逃げ馬を番手でガッチリとマークする競馬をしてもいいし、その気になればハナも奪えるという、選択肢の多さも魅力的だ。前走は古馬を相手に優秀な内容で2着に好走しており、同じような競馬ができれば楽勝までありそう。中1週とあって稽古は軽めだが、引き続き動ける態勢にありそうだ。

相手は、12カトルラポールと06シベリアンマッシブ、13グットクルサマー、07アップファーレンの4頭を選択。久々でもあり人気薄となりそうな06シベリアンマッシブだが、稽古では素軽い動きを見せており、この条件ならば激走があって不思議ではない。2〜3着で狙うにはもってこいの穴馬である。

買い目は、◎−○▲△☆の馬連4点と、◎を1着に固定した3連単12点の組み合わせ。100回やれば80回くらいは15ディアサルファーが勝つと思うので、馬連ではなく馬単で勝負、もしくは「単勝に叩き込む」のもアリだろう。一本かぶりの人気になると思っていたので、これほど評価が割れるとは正直なところ意外。有利な内枠にコレという穴馬が見当たらないのも、◎が買いやすい理由のひとつだ。