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　PP指数の各馬の(前走指数＋前々走指数＋近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にエメラルスター(12.7pt)、ロッテンマイヤー(11.3pt)、ユメノマイホーム(11.0pt)、ビーカーリー(10.7pt)、ヴェゼール(10.3pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

　しかし、今回の◎には、2歳新馬戦を逃げ切り、札幌2歳Ｓでは１番人気に支持され、3歳時も逃げてすみれＳ・2着の実績がある(8)タガノアシュラを推します。この馬は、逃げ馬。しかし、すみれＳ後は、逃げて好走できず、道悪で行われた6走前の鳴滝特別では、ペースが厳しく、大差の殿負け。

　そこで先行馬にシフトしたものの、その後も終いの甘い競馬が目立ち、前走はダート戦でオーバーペースで行き切る競馬。前走は当然、大敗しましたが、あれは今回に向けてのスタミナ強化策のはず。今回ですんなり行ければ、逃げ切り濃厚と見ました。