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直結コース：阪神芝2200ｍ、京都芝2200ｍ、中山芝2200ｍ、中山芝2500ｍ、東京芝2400ｍ

本命馬の見解:◎ゴールドアクターは、直結コースの中山芝2500ｍで15年有馬記念(G1)を勝利した。また、昨年の有馬記念も勝ち馬と0.1秒差の３着は好走といえる。今回と同距離では、直結コース中山芝2200ｍのオールカマー(G2)を制し、距離適性も高い。天皇賞春(G1)は昨年１人気12着に凡走したように苦手なコースなので、前走の敗戦は度外視できる。阪神初出走だが、直結コースの重賞実績は十分にあるため、叩き３走目の変わり身を期待する。

単穴馬の見解:▲サトノクラウンは、直結コース京都芝2200ｍの京都記念(G2)を２年連続(16〜17年)で制覇、この距離2200ｍを得意にしている。直結コース東京芝2400ｍの日本ダービー３着馬なので、得意な条件ではG1レースを好勝負できる。昨年の宝塚記念は海外帰り緒戦で調整が難しかったが、今回は大阪杯からの直行で休養明け緒戦から動ける状態にある。前走からの１ハロン延長は好材料、適距離での変わり身を警戒する。

ヒモ穴の見解:△ミッキークイーンは、直結コースの東京芝2400ｍで施行されたオークス(G1)の勝ち馬。また、３走前の直結コース中山芝2500ｍの有馬記念５着は、強敵相手に善戦したといえる。近２走をマイル戦に出走したが、本来は中距離を得意にしており、この馬が勝利したG1レースは2000ｍと2400ｍである。前走で凡走したマイル戦よりも、今回の方が向いた条件なので巻き返しを警戒。宝塚記念は近４年連続で牝馬が馬券圏内に激走しており、出走馬で唯一の牝馬に注目する。