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　実績馬が次々と脱落したスプリント路線。近走から主役となるべきレッドファルクスは休み明け以上に、香港遠征での意外な大敗が気になる。さらに下り坂の天候…。最終的には「馬場状態」が大きなポイントになりそうだ。昨年は「降る降る詐欺」で1分6秒台の想定外の超高速決着。予報通りなら、今年はまさかそんなことはない？ パンパンの良馬場なら、メラグラーナやレッツゴードンキも考えたが、馬場が重くなると切れが削がれる危険性。メラグラーナは重馬場の京阪杯(14着)で苦闘。雨量次第では、危険な穴馬に…。

　◎セイウンコウセイは実績では劣っても、昨秋からの成長が光る。京阪杯当日の重馬場の渡月橋S(1着)では重馬場で楽勝の道悪実績。逆に直線で一度は完全に先頭に躍り出た前走・シルクロードS(2着)は持ち時計を更新して1分7秒8。仮に時計勝負になっても、速さ負けはしない。前に行ける利も馬場状態を考えれば大きいはず。暮れの阪神カップ(1着＝やや重)がタフな舞台設定だった○シュウジが最大のライバルに。