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日本一の海外競馬通が語る
どの馬が強い!?海外馬の実力
凱旋門賞は過去10年のうち7年において牝馬が優勝し、明らかに「牝馬優勢」の傾向が出ている。狙い目が立つのは、このレース史上3頭目の連覇を狙うエネイブル(牝4)や、愛オークス(GI)、ヨークシャーオークス(GI)を連勝中のシーオブクラス(牝3)らであろう。過去10年の連対馬20頭を前走別に分けると、最も多いのがそれぞれ5頭の連対馬を出しているヴェルメイユ賞(GI)とフォワ賞(GII)だ。そして、前走の着順を見ると、20頭のうち半数近い9頭が、前走で勝利を収めての参戦であった。これらの条件を全てクリアするのがフォワ賞を楽勝しての参戦となるヴァルトガイスト(牡4)で、この馬も有力候補と言えそうだ。 その一方で、20頭の連対馬中9頭が7番人気以下の馬という、馬券的には一筋縄で行かないのが凱旋門賞で、クリンチャーも含め伏兵にも充分にチャンスがある。
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出走予定馬はバラエティー豊富。GIホースも数多く、予想が難しくなりそうだが、馬券的にはここを本気で勝ちにきている馬を選びたい。
過去5年で最も多頭数(15頭)で走破時計が速かった2014年は追い切り本数の多い馬が馬券圏内を独占して、3連単が38万超え。勝ったエアソミュールは札幌記念から中6週というローテーションで追い切り本数が9本。夏場に使っていれば、このくらいの本数、休み明けなら12本以上を目安にしたい。
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土曜日は2歳重賞開催!
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ココで差がつく！盛岡ダート1600mの攻略法
盛岡ダート1600ｍは地方競馬では珍しい1ターン(3コーナー、4コーナー)で回れるコース。スタートしてから3コーナーまでが800ｍ以上もあり、枠順の有利不利はなくスピードが要求される。差し、追い込みタイプは追走に苦労するシーンが多々見られ、先行タイプはスピードが乗りやすいことから、淡々とレースが流れて見えるようでもハイペースにもなりやすいコース。3コーナーからは下り坂となり、直線半ばには3ｍほどの上り坂があって最大の高低差は4.4ｍ。直線は300ｍで坂を上ってから残り200ｍはスタミナ勝負。2018年のこのコース連対脚質は逃げ18％、先行45％、差し27％、追い込み10％というデータ。ごまかしの利かないコースでスピードとスタミナ勝負になる。
なんといっても注目はサトノダイヤモンド。宝塚記念でファン投票が1位だったことから、ファンの期待を背負ったスターホースであることは間違いない。
ただ、6着という結果はキタサンブラックに競り勝った有馬記念でのパフォーマンスと比較すれば、本来の姿でなかったことは間違いない。今回は川田将雅騎手との初コンビになるが、追い切りを含めた調教での雰囲気が凄くいい。最終追い切りでどんな動きを見せるか、そしてレースでどんな走りを見せるか。秋のビッグレースの鍵を握る馬といってよいだろう。
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