ダービーでは力を発揮できなかったジェネラ―レウーノが体調を戻して思い通りのレースをして見せた。タイムも文句なし。自分のぺ―スを守れたら3000mでも怖いと感じさせられた。菊花賞への出走は見送られたが、レイデオロの弟レイエンダが2着ながらまだ上昇出来そう。この2頭が目についた。
勝ったワグネリアンの強さと成長ぶりが目立ったレースだったが2着に入ったエタリオウのしぶとい走りが印象に残る。1勝馬だが、2着5回、4着2回、着外無しが示すようにどんなレースになっても地力を発揮するタイプで、混戦になると怖い1頭だ。メイショウテッコンも健闘したがそこまでかなと思える。 問題は皐月賞を勝ち、ダービー2着のエポカドーロだ。がスタートで失敗、リズムを崩して4着に終わったが立て直せるか気になる。
ダービーではスムーズなレ―スが出来ず、僅差の5着に泣いたブラストワンピ―ス。まだ余裕のある体ながら古馬陣を相手に豪快な勝ちっぷりを披露した。スタートで遅れ、向正面で気合をつけたりして心配させたが、直線に入ると一気に伸びて強くなっているぞと思わせる勝ち方だった。
他にはラジオNIKKEI賞2着のフィエ―ルマンがルメ―ル騎乗で注目だが、余りスケ―ルの大きさは感じなかった。 潜在能力の大きさと云う点では新潟記念で古馬を粉砕したブラストワンピ―スに一番魅力を感じる。関東馬16連敗と云うデータが引っかかるのだが、本番で人馬一体の騎乗が出来れば栄冠に手が届くのでは、と思う。
※レースによっては該当馬がいない場合がございます。
菊花賞のポイントは「騎手と馬」。過去5年、3着以内15頭のうち、13頭は前走と同じ騎手が引き続き騎乗していた。全馬にとって初めて走る距離、馬がスタミナロスしないようにうまく誘導するというコンビネーションが非常になるレース。馬の特徴をよく知る騎手が騎乗することが好走への近道になるだろう。残り2頭は乗り替わりだが、この2頭に共通するのは、最終追い切りにレースで騎乗する騎手が跨っていたこと。乗り替わりなら最終追い切りで跨るコンタクト、これが必須といってよい。
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